「今はストレス過剰社会です。特に働く女性たちはほんとうに疲れています。リラックスしたいという思いは切実です。これを解消する場をつくりたい、と考えました」東京・銀座の一等地のビルに95年、本格的なアロマセラピー・サロンをオープンさせたS氏は、まだ20代の気鋭の起業家です。大学時代からビジネスを興したいとの願望があり、リラクゼーション・ビジネスの将来性に着目、大手広告代理店を辞めてハーバード・ビジネススクールに学びました。
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「指圧やエステより、もっと新しい形のものはないかと模索した時、海外の雑誌でアロマセラピーを知ったのです。知り合いにアロマをやっている人がいて、実際に施術を受けてその心地よさを体感し、『アロマはいける』と思いました」95年7月に「株式会社リラックスコーポレーション」を設立、10月には店舗をオープンさせています。資本金は2000万円。自分で用意したのが600万円で、残りは大手人材派遣会社「パソナ」などの出資です。